以前、『Canonical URL’s』プラグインでURLディプリケートを解消できるか実験している話を書きましたが、
そもそもこの『Canonical URL’s』プラグインがどういう挙動をするのか気になり、
調べてみました。
結論から言うと、『Canonical URL’s』プラグインを使うと、
canonical属性自体は404のページ以外全ページに入るようです。
そして、無意味なパラメータがついたURLに対して
正しいURLをcanonical属性で指定してくれます。
WordPressは色々なセクション?に分かれてページを表示できますが、
私が調べたのは以下の通りです。
※テンプレート名はテーマによって違いますので
あくまで参考程度にお願いします。
トップページ(index.php)
このブログのトップページに加えて、
2ページ目(例:https://cafe-system.com/page/2)などのページごと。
シングルポスト(single.php)
各記事のページ。
これは1ページだけなので、調べるのは1つだけ。
カテゴリ(category.php)
各カテゴリのページと
それに対応する2ページ目などのページごと。
タグ(tag.php)
各タグのページと
それに対応する2ページ目などのページごと。
アーカイブ(archive.php)
daily monthly yearly ごとにページが存在するので
そのトップページとそれに対応する2ページ目などのページごと。
ページ(page.php)
このブログでいうところの「お問い合わせ」のような
WordPressの管理画面上で言う「ページ」
404(404.php)
このブログは404が出た時に、404.phpが表示されるようにしているのですが、
そのNOT FOUNDページ。
上記のセクションはWordPressで何かあった時に
網羅的に調べるとき私が使っているチェックリストになります。
もしモレがありましたら教えてください(汗
話は続きますが、
上記のように調べた時に特徴的だったのが、
アーカイブのmonthly yearlyのときです。
このときの2ページ目は1ページ目を正規URLとして
canonicalがつきました。
うまく説明できないので、URLでご説明しますが(汗
このブログのアーカイブyearlyにおけるURLは以下の通りです。
1.https://cafe-system.com/systemdate/2009
このページにおける2ページ目のURLは以下の通りです。
2.https://cafe-system.com/systemdate/2009/page/2
1のhtmlには1を正規URLとしたcanonicalが入っているのですが、
2のhtmlにも1を正規URLとしたcanonicalが入っていました。
ちなみに他のセクション、たとえばタグでは
このような形にはなりません。
WordPressタグが付いている記事のURLは以下の通りです。
1.https://cafe-system.com/systemtag/wordpress
このページにおける2ページ目のURLは以下の通りです。
2.https://cafe-system.com/systemtag/wordpress/page/2
この場合は、
1のhtmlには1を正規URLとしたcanonicalが入り、
2のhtmlには2を正規URLとしたcanonicalが入っていました。
違いを分かっていただけましたでしょうか?
アーカイブの2ページ目などはあまり意味のあるページで無いと
『Canonical URL’s』プラグインは認識しているのでしょうか。
確かにSEOを考えた時に、
たとえば2009年の2ページ目を狙ってSEOをすることは無い気がします(苦笑)
そう考えるとこのプラグインを使うことによって、
ディプリケートが外れるのならばいいのではないか、というのが
個人的な意見です。
このブログを使ったcanonicalの実験結果は
また別の記事として報告いたします。
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